自販機だらけのオーシャン東九フェリー!35時間の船旅「フェリーどうご」乗船レポート🚢

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オーシャン東九フェリー フェリー
オーシャン東九フェリー

こんにちは、たいやきです。

今回は、東京都心から気軽にアクセスできる「東京港フェリーターミナル」から出発する長距離フェリー「どうご」に乗って約35時間の旅をした体験記です。
しかも今回は台風接近中の出航という、少しスリリングな船旅になりました。
この記事では、東京駅からのアクセス方法、フェリーの設備、食事や船内の雰囲気まで詳しく紹介します。

東京駅から東京港フェリーターミナルへ!アクセス方法と料金

まずは出発地点の東京駅八重洲南口へ。
ここから「東京港フェリーターミナル行き」の都営バス(6番乗り場)に乗車します。

料金はICカードで350円
予約は不要で、先着順となっています。
1日2本(朝と夕方)しか運行していないため、時間には注意が必要です。
バスの時刻表→
http://time.jrbuskanto.co.jp/bk04110.html


私は夕方便に乗り、乗客は4〜5人ほど。混雑の心配はほとんどありませんでした。曜日や季節にもよるかもしれませんが、あまり乗れないという心配はないかもしれません。

バスにはトイレと、コンセントもありました。

途中、「国際展示場駅」や「東京ビッグサイト」を経由して終点がフェリーターミナルです。

所要時間は約35分。
バスを降りると、目の前に綺麗な夕日が広がっていました。
都心からこの近さでフェリーに乗れるのは、かなり便利です。

こちらが今回乗るフェリーどうご


東京港フェリーターミナルの雰囲気とチェックイン

東京港フェリーターミナルは、思ったよりコンパクトながらも清潔で整った印象。
チケット発券機で乗船券を印刷し、出発ロビーへ向かいます。

フェリーターミナル内はこんな感じで広々としています

ちなみに、今回は台風が来ていて、スタッフの人に聞くと、この便が一番影響を受けるということでした笑

無事に着くことを祈るばかりです。

そしてアナウンスが流れ、いよいよ乗船開始。


部屋は、一番安い二等洋室

今回予約したのは二等洋室(料金:19,470円)

こんな感じのカプセルホテルみたいな部屋


部屋にはベッド、棚、ハンガー、コンセントが一つとシンプルな作り。
枕は両面で素材が異なり、毛布や掛け布団も備えられています。
夜はカーテンを閉めると個室感があり、快適に過ごせました。

あと、乗船記念みたいなので鼻セレブのティッシュをもらいました


デッキから眺める東京の夜景と出航の瞬間

出航直前、デッキから見える東京の夜景が圧巻!
葛西臨海公園の観覧車や東京スカイツリー、東京タワーなど、角度が変わるたびに都心のシンボルが次々と見えてきます。

さらに出航後すぐに「東京ゲートブリッジ」をくぐる橋潜りイベントも。
夜景と月明かりの中でくぐる瞬間は、声が出るほど美しい光景でした。


船内にはレストランなし!「自販機グルメ」で過ごす35時間

船内の紹介は以下の通りです。

インフォメーション・売店

インフォメーションには、少しお土産物もありますが小さいので、種類もあまりないです。

御船印

自販機エリア

フェリーどうごの最大の特徴は、船内にレストランがないこと
その代わり、食事はすべて「自販機」でまかないます。
自販機エリアには冷凍食品、ドリンク、アルコール、スナック、味噌汁、カップ麺、アイスなどがズラリ。

購入した商品は、横にある電子レンジで温めます。
各自販機にはA〜Eのアルファベットが振られており、購入した商品の番号を押すと自動で温めがスタート。

Aのレンジは持ち込み用の家庭用レンジ


しょうゆやマヨネーズ、ハバネロなどの調味料も自由に使えるのが嬉しいポイントです。

自販機フェリーで食べたものたち。進化しすぎの冷凍食品

あまり普段冷凍食品を食べないので知りませんでしたが、最近の冷凍食品はすごいですね。以下食べたものたち。

初日の夕食は「タコライス(700円)」。
冷凍食品とは思えないほど美味しく、★4つ評価!
ただし量は少なめなので、満腹にはならないかなと思いました

翌日の昼食は「もっちり生パスタのナポリタン(by日清製粉Welna)」。500円
麺のもちもち感がしっかりしていて、こちらも満足度高め。
フェリー旅で食べる温かい食事は、なんとも言えない安心感があります。

ちなみに船内はWi-Fiがありません。ですが、↓このくらいの陸からの距離だとネットを拾えるので普通に野球見れました

ちょっと離れるとこんな感じで繋がらなくなります

野球のお供で食べた鮭皮フライ

一味マヨネーズの味が弱かったので、置いてあった調味料で追加で作りました

追加スナック。やみつき豆

甘辛なのでコーティングされていて確かに止まらない美味しさ

途中やることなくて食べたそば。

そば系は作り方が少し変わっています。

お湯をカップ9分くらいいれて付属のスープを入れる。そして、その後レンジで温めて完成です

そばは、まぁ普通でした

ビールタイムに食べたのは熱田のホルモンという商品。何かのランキングで一位になったらしい。

確かにいい感じに塩味が聞いていて美味しかったです

最後のディナーはパスタ。その名も「絶望スパゲティ」。笑

絶望している時でも食べられるくらい美味しいのが由来らしい。かりそめ天国というテレビ番組で3位選ばれているらしい商品

これも確かに絶望してても食べれるくらい美味しかったので、冷凍食品の進化を実感しました。


そのほかの船内施設:大浴場や休憩スペースも完備

「どうご」の客室エリアは5階のみのワンフロア。
休憩用の「プラザエリア」には座席が多く、自由にくつろげます。
そのほか、喫煙所、コインロッカー、トイレ、ゲームコーナーなども完備。

そのほか船内には大浴場もあり、清潔感のある空間で旅の疲れを癒せます。


シャンプーやボディソープも用意されており、タオルを持参すればOK。
夜は台風の影響でデッキが閉鎖されていましたが、静かな船内で過ごす夜もまた趣があります。

翌朝目を覚ますと、船は紀伊半島沖を航海中。
海はまだ少し波立っていましたが、無事に朝を迎えられた安心感に包まれます。
揺れの多い夜で朝は少し吐き気を催しましたが、それも旅の思い出の一つですね。


下船後は乗合タクシーで門司駅まで。予約は忘れずに

必要な人は、下船後のタクシーチケットをインフォメーションで購入します。

予約も兼ねていると思われるので、忘れないうちに買っておきましょう(550円)

購入可能時間もアナウンスされていたのでご注意を。

下船後は、こんな感じでタクシーが待っていて門司駅まで連れて行ってくれます。

他の乗客と乗り合いになります。


まとめ:東京港から出発する非日常の船旅を体験しよう!

東京港フェリーターミナルから出発する「フェリーどうご」の旅は、
都心から最も近い長距離フェリー体験として非常におすすめです。

アクセスも良く、旅情たっぷり。
とくに夜の東京ゲートブリッジやスカイツリー、東京タワーを眺めながらの出航は格別です。

次の休みに、あなたもぜひ“自販機だけの35時間フェリー旅”に出かけてみてはいかがでしょうか?

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