阪九フェリー「ひびき」雑魚寝部屋に泊まってみた!大阪泉大津から福岡新門司まで乗船レビュー

※アフィリエイト広告を利用しています。
阪九フェリー雑魚寝 フェリー

こんにちは、たいやきです🐟
今回は大阪・泉大津港から北九州・新門司まで運航している 阪九フェリー「ひびき」 に乗船してきました。

阪九フェリーといえば、大阪〜北九州を結ぶ歴史あるフェリー会社。個室やスイートルームもあるのですが、今回は 一番リーズナブルな雑魚寝部屋(大部屋タイプ) に宿泊してきました。

実際の雰囲気や部屋の様子、船内設備、レストラン、そして小倉駅までの送迎バスまで、詳しくレビューしていきます。これから阪九フェリーに乗ろうと考えている方の参考になれば幸いです。

動画で見たい方はこちら

泉大津駅からフェリーターミナルまで【無料送迎バスあり】

スタートは大阪府・泉大津駅。ここから 無料の送迎バス に乗ってフェリーターミナルへ向かいます。
バス乗り場は 西出口を出てすぐ、交番を少し過ぎたあたり にあり、ハート型のオブジェや羊の像が目印。

反対側の駅前にはマクドナルドやカフェ、ドーナツ屋などもあるので、もし時間を潰したい場合はこちら側の方が便利です。

バスは無料で、約10分ほどで泉大津フェリーターミナルに到着。大きな船体が見えてくる瞬間は、いつもワクワクしますね。


今回乗る船は「ひびき」

今回乗船したのは、阪九フェリーの「ひびき」。

今回はweb予約したので、ターミナルでの発券手続きなどはなく乗り口でQRコードを提示するだけでチェックインができ、スムーズでした。

乗船前の待合スペースは広々としていて、ちょっとした空港のような雰囲気。QRコードをかざしていよいよ乗船です!


阪九フェリーの雑魚寝部屋(スタンダード和室)の様子

今回は 雑魚寝部屋(正式名称:スタンダード和室) を利用しました。


各区画には ロッカーとコンセント が備え付けられていて、最低限の快適さは確保されています。

フローリングには何箇所かシミがあり、神経質な人はちょっと嫌かも。ただ、個人的には清掃もされている印象で不潔な印象はありませんでした。

ロッカーには枕と掛け布団、敷布団が入っていましたが、どれもかなり薄め。


ふとんを敷いてみると改めて「ペラペラだなぁ…」と思いました。笑

とはいえ、横になってしまえば意外と寝られます。

ロッカーの鍵は100円玉式で、返却時にコインが戻ってくる仕組み。荷物を安心して預けられるのはありがたいです。

ロッカーは結構広めです。


デッキ散策と出航の瞬間

出航前にデッキへ出てみると、大型トラックやコンテナの積み込み作業が見られました。
阪九フェリーは貨物輸送の役割も大きく、旅客だけでなく物流を支える存在でもあります。

そしていよいよ出発!大阪湾を離れ、船はゆっくりと北九州へ向けて進んでいきます。
夕暮れの海を眺めながらデッキで過ごす時間は、まさに船旅ならではの醍醐味です。


船内レストランで夕食

船内レストランはビュッフェ形式ではなく、好きなメニューを選んで会計するスタイル。
定食や麺類、揚げ物など種類が豊富で、フェリーにしてはレベルが高いと感じました。

レストランの営業時間

私は 豚肉の味噌焼き定食(約1000円) を注文。
ジューシーな豚肉と甘めの味噌ダレがご飯とよく合い、海の上で食べる夕食は最高のごちそうでした。

クレジットカードや交通系ICでの支払いも可能なので便利です。


船内設備と売店

食後は船内を散策。売店では阪九フェリーオリジナルのキャラクターグッズやお菓子、タオルなどが販売されていました。


大浴場がありますが、今回タオルを持ってくるのを忘れたのでここでタオルを購入しました。

一番安いタオルは300円でした。良いタオルは1000円超えるのでやはり持ってくるのをお勧めします。

値段は大体コンビニかそれよりちょっと高いくらい。

ホットスナックやパンが売られていたのには驚きました。フェリーでは初めて見たかも。

クレカや交通系ICで支払い可能

また、電子レンジや自販機もあります。カップ麺やアイスクリームまで揃っていて、深夜の小腹対策もばっちり。

Wi-Fiもありますが、速度は非常に遅く(230kbps程度)、メッセージを送るくらいが限界。動画視聴などは厳しいと感じました。

喫煙所もありますが、漏れているのか煙い場所がちょこちょこありました


船内のお風呂(露天風呂付き!)

阪九フェリーの魅力のひとつが 展望浴場
男湯・女湯があり、時間制限はあるものの、広々とした大浴場と露天風呂を楽しむことができます。

夜の海風を感じながら露天風呂に浸かる体験は、船旅ならでは。正直かなり気に入りました。


夜の船旅と橋めぐり

夜は布団にくるまりながら、時折デッキに出て橋を鑑賞。


瀬戸大橋や来島海峡大橋をくぐる瞬間は見どころのひとつです。

残念ながらこの日はライトアップされておらず、暗闇にうっすら橋の影が見える程度。
それでも他のお客さんと一緒に眺める時間は特別感がありました。

橋くぐり後、部屋に戻って寝る準備。

ちなみに、雑魚寝部屋は、22時に消灯でした(個室はそうではない)


朝食と到着まで

翌朝は売店前にパンが運ばれていたので購入。これは船内で焼かれたのかな?

クロワッサンとくるみパン、コーヒーで約600円。

クロワッサンはバターの風味がしっかりしていて、意外にもクオリティが高く驚きました。

値段的にはレストランで和朝食を選んだ方が20円安くなったかなと思います。美味しそうだったので悩ましいですね

結局、部屋は独り占め!雑魚寝は自由席

ちなみに今回の雑魚寝席は4部屋くらいあって、私が利用したBは私以外いませんでした。

おそらくA,Bは少しカビ臭かったからかなと思います。Cは数人いました。

ちなみにこの雑魚寝席は自由席なので、場所は早い者勝ちです。

下船と送迎バス

下船後はすぐに送迎バスが利用可能。

バスは乗船時と下船時共に、事前予約が必要ですのでweb予約時に選択しておきましょう。(無料)

バスは、港から途中、門司駅や砂津を経由して終点・小倉駅に到着しました。

この時は割と座席は空いていましたが、便によって混みそう

コンセントあり。トイレはなし

バスが小倉駅に到着して思いましたが、以前のった廃船済みの松山小倉フェリー乗り場に向かった遊歩道のすぐ近くでした。


阪九フェリー「ひびき」雑魚寝部屋に乗ってみた感想

  • 泉大津駅からのアクセスは良好(無料送迎バスあり)
  • 雑魚寝部屋は布団が薄く快適さは限定的。ただしロッカーとコンセントは便利
  • 船内レストランや売店が充実していて素晴らしい
  • 展望浴場(特に露天風呂)は最高!
  • Wi-Fiは期待できないので、オフライン環境を楽しむのがおすすめ
  • 小倉駅までの送迎バスは便利だが事前予約必須

全体として、コスパを考えるとかなり満足度の高い船旅でした。
個室でゆったり過ごすのも良いですが、雑魚寝部屋なら安く大阪〜北九州を移動できるので、学生や一人旅にもおすすめです。


まとめ

阪九フェリー「ひびき」の雑魚寝部屋で旅行しましたが、正直乗る前は雑魚寝部屋が初めてだったので不安がありました。

ただ船の他のエリアが充実してたし、全体として楽しい旅になりました。
特に露天風呂や船内レストランは予想以上のクオリティでしたね。雑魚寝部屋は好みが分かれると思いますが、安さと非日常感を味わうにはちょうど良い選択肢だと思います。

大阪から北九州へ行く予定がある方は、ぜひ阪九フェリーでの船旅を体験してみてください!

動画で見たい方はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました