こんにちは、たいやきです。
ホテル代が高い香港の旅行を計画している際、コストを抑えつつ快適に泊まりたいと考えている人も多いのではないでしょうか?
今回は、香港にあるカプセルホテル「SLEEEP(スリープ)」に宿泊してきたので、詳細なレビューをお届けします。予約サイトの写真では近未来的でおしゃれな雰囲気が漂っていましたが、実際の体験はどうだったのでしょうか?
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SLEEEPとは?一泊の値段は?
「SLEEEP(スリープ)」は香港にあるカプセルホテルで、ミニマルなデザインが特徴です。agodaを見ていてたまたま見つけて、名前が面白かったし見た目が良かったので選びました。
ちなみに、ホテルの名前はSLEEEPでEは三つです。笑
一泊約6000円
今回私がとまったのは土曜でしたがキャッシュバック込みで一泊6000円ほどで泊まれました。
土日でこの値段ならまぁ良い方かなと思います。値段だけなら。

香港カプセルホテル「SLEEEP」のアクセス
sleeepは香港島の中心部に位置しており、場所という意味ではアクセスは良好です。
しかし、Googleマップのピンの位置が実際のホテルの場所と少しずれているため、ホテルを調べてマップを見ながら行くと迷う可能性が高いです。
ホテルは階段を上がった先にあり、外観にはそれほど目立つ看板もないため、注意が必要です。

階段を登って中腹にあるこの文字が目印。

小さく看板があります。でも初見だと見つけづらいと思う

そしてこの先の扉がありその扉を開けるとホテルがあります

完全オンラインのチェックインでトラブった
着いてから知りましたが、sleeepのチェックインは完全にオンラインで行います。
入り口にあるQRコードをスキャンし、オンラインで必要事項を入力する流れです。なので、ネット回線がないと手続きができず、海外から来た人でまだsimカード買ってないという場合は、どうすることもできなくなります。
しかも、扉の向こうにはスタッフもいないので助けはゼロです。
オンラインチェックインといえば聞こえは良いですが、海外から来たばかりの観光客にはあまり優しくないですね。
私の時は、楽天モバイルの2GBまで無料のネット回線があったので、それを使ってチェックインしました。
ただ、完了後にQRコードがメールで送られてくるはずなのですが、なかなか届かず、結局電話で対応してもらう羽目に。ホテル入る前からイライラしました


パスポートの写真をネットで送ります

いざホテルに入室
いざホテルに入ってみて思ったのは、「思ったのと違う」ということ笑
予約サイトの写真で見る限り、スタイリッシュで快適そうに見えました。日本のカプセルホテルで言うとナインアワーズみたいな感じをイメージしていました。
実際は、ワンフロアに寝床が8個あるだけの暗い空間といった感じ。おしゃれな感じを演出してますが、中途半端な感じです。

ウォーターサーバーが無料で利用できるのは良い

部屋
部屋はこんな感じ。
予約サイトの画像と違いすぎてw

カプセル内にある棚。細いので置くものは限られる

カプセル内には低反発系の薄めのマットレスが敷かれています。寝心地はそこまで悪くありませんがよくもなく。
枕はやや硬めのタイプ。
掛け布団は薄手ですが、香港の気候を考えるとちょうど良いくらい。
個人的には、ホテルの名前がSLEEEPなので寝具に何かしらのこだわりがあったり、睡眠に良い音楽がかかっていたりと言うのをイメージしていましたが、全くそういうことはなかったのがびっくりでした。
よくSLEEEPと名付けたな。しかもEを一つ多くして。

一箇所USBポートが空になっていましたが、部屋にはUSBポート三箇所くらいとコンセント一箇所がありましたUSBは全部タイプA。

コンセントは日本と形状が違うので注意。私は完璧に忘れてて充電できませんでした。
スタッフがいないので借りるとかもないです。


天井は手が届くくらいの高さ。少し圧迫感はあるかも。

カプセルからすぐのところにロッカースペースがある。ただでさえワンフロアで狭く、人の動きの音が聞こえてくるのに、夜にロッカー開ける音が隣で聞こえました。
反対側のカプセルなら少しマシかも。

フロアに一箇所だけある謎のデスクスペース

アイマスクとカミソリ、歯ブラシがある。けどこれらが無料のアメニティなのかはわからなかった。
案内もないし、値段表もなかったの念の為使いませんでした。

シャワーとトイレ、洗面スペース
共用シャワールームとトイレがホテル内に設置されています。シャワールームにはシャンプーとボディソープが備え付けられています。
ちなみに、全て男女共有スペースとなっていますので、女性は注意。


ドライヤーはダイソン製の高性能なもので、これは嬉しいポイント。

場所が少しわかりづらいけど、洗面スペースの下にボックスがありタオルが入っています。
タオルは、少し薄手。

水やお湯は出ました。

シャワーカーテンがうまく固定できずに、脱衣所に水が飛ぶのが少し残念。構造的に、シャワーカーテンの上のリングが滑ってずれてしまった

ロッカー
カプセルの外にはロッカーがあり、荷物を収納できます。ロッカーは、番号を入力し開けるタイプでオートロック。
ロッカー大きなスーツケースを収納するのは厳しいかもしれませんが、大きなバックパックなら収納できるくらいの大きさ

ゴミ箱、スリッパ
あとから気づきましたが、入り口付近に、ゴミ箱とスリッパがありました。
ゴミ箱は布で覆われてるので捲らないのわからないです。


チェックアウト
チェックアウトは、入り口にあるQRコードをスキャンして、アンケート答えて完了します。
質問が少しめんどくさかったです

周辺にあるおすすめエビワンタン麺の店
ちなみに、ホテル周辺には多くの飲食店があり、外食には困りません。
近くにあった麥奀雲吞麵世家というエビワンタン麺はめっちゃ美味しくておすすめです。朝イチで行きましたが、並んでいたので人気店だと思います。
(ちなみにこの店の向かいにも同じく有名なエビワンタン麺があるっぽい)

小さいので本気出したら10杯とか食べれそう。50HKD/杯


まとめ:SLEEEPという名前だけどあまり睡眠のことは考えてない
感想としては、SLEEEPという名前で期待し過ぎたし、日本のカプセルホテルみたいなのをイメージしたのでガッカリしました。
SLEEEEPという割には、睡眠のために何か工夫がされているというわけではありません。
実際、空調が頭付近にあり音が聞こえるのが煩わしかったですし、フロアの設計もあまり良くないと思いました。

宿泊費の高い香港で値段が安いだけということだけがメリット。
ただ、値段だけならより安いところもあるだろうし、あまりここを選ぶメリットはないかもしれません。香港は電車代が安いので、他の安いところに泊まって電車で香港島のここのエリアに行くのが良いと思います。
まぁ別に特にすごく悪いわけでもありませんでしたが、特に「おすすめ!」というホテルでもないというところです。
あとは、全て男女共有スペースとなっていますので、女性はそこは注意かなと思います。
私が泊まった時には女性も複数にいましたが、同じタイミングでどんな人が泊まっているかは選べないので気をつけた方が良いですね
あとは、上でも書いたようにチェックインにはネットが必要なので、ここに泊まるならあらかじめSIMカードなりを用意してネットが使えるようにしておきましょう。
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